NEWS健康News

藤村

WRITER 藤村

2024年6月21日
お役立ちコラム

熱中症発生者数は住居が最も多い??

福岡で高性能住宅を建築している住宅会社「健康住宅㈱」のリフォーム・リノベーション部門 藤村がお届けするコラムです。

熱中症はどこで最も発生しているのでしょう??総務省の発表では令和5年5月~9月の熱中症における緊急搬送人員は全国で「91,467名」と過去2番目に多い搬送人員数となっていました。その中でも最も多く熱中症が発生している場所は住居の「36,541名」(全体の39,9%)、発生者の年齢別では65歳以上が最も多く「50,173名」(全体の54,9%)という結果でした。なぜ住居で熱中症になるのでしょうか?そこには日本の住宅性能の低さが大きな原因にあります。

日本の住宅性能は海外に比べて非常に劣っており、現在では国をあげてその遅れを取り戻すために、新築住宅を建築する最低性能基準があがり、既存住宅にはリフォームやリノベーションへ多額の補助金を運用することで建物の性能を改善しやすい環境を実現しています。
今の住宅のままでは夏場の熱中症や冬場のヒートショックなどによる死亡者数及びエネルギー消費量は増える一方になります。そのために住宅の性能を向上させることが急務となっています。

建物の性能(住心地)を向上させるために必要なことは大きく分けると2つポイントがあります。
①建物自体の性能をあげる(気密性、断熱性の向上・開口部の性能向上・耐震性能など)※防水欠陥や外部環境(結露など)による駆体の劣化があれば改善が必要
②使用する機器の性能・効率をあげる(エアコン・エコキュート・換気設備・トイレ、洗面などの設備機器など)

この2つの条件が揃わなければ快適性は実現できませんし、エネルギー効率もあがりません。例えばどんなに性能の良いエアコンを設置しても、建物が隙間だらけで断熱性能が低く外部の温度が容赦なく侵入するような建物ではエアコンの温度は外部のエネルギーに吸収され住心地は改善せず、機器はフル回転して電気代だけが向上していく結果になります。これはとても住心地が悪い状況です。ですが、今までの日本の住宅はこのような状況が当たり前でした。

そのため日本中の新築及び既存住宅が今、大きな変革を余儀なくされています。皆さんのお住まいはいかがですか?戸建ては暑い、寒いは当たり前??決してそんなことはありません。建物の性能が悪いおかげで大切なマイホームでの死亡事故が後を経ちません。性能や住心地を考えて建築やリフォームを行えば、戸建てはとても快適な空間になります。
まさに「ご家族様の幸福の城」です。快適で、家族の笑顔があふれる場所。そしていつまでもゆっくり安心して過ごせる場所・・それこそが本来の住まいのはずです。既存住宅のリフォームやリノベで性能を向上させるには今が大きなチャンスです。・・あきらめないで、もう一度大切なお住いを見直してみませんか?快適なお住まいと豊かな暮らしが待っています。(参考資料:総務省 報道資料)

 


健康住宅株式会社公式インスタグラム】は、こちら


【スタッフの展示場紹介!】
私のおすすめの展示場をご紹介します!

⇒ 春日展示場(リフォームショップ健康住宅)

ビルトインガレージのある趣味も楽しめる高性能な住まい

一般リフォームはもちろん、健康住宅だからこそ高性能な住宅が叶う省エネリフォームから健康促進リフォームまで、お客様の暮らし方にあったご提案をさせて頂きます。 ビルトインガレージのある大屋根の家は、明るく開放的な室内空間が縦横につながります。遊びの空間を充実させた趣味を楽しむ住まいです。 幅広の無垢板、塗り壁など、自然素材にもこだわりました。「夏はヒンヤリ 冬はぽかぽか」の心地よさをぜひご体感ください。