担当者:
長年大切に住まわれたご実家を建て替え、新しい暮らしが始まりました。広々とした敷地に建つ住まいは、ご家族がそれぞれ快適に過ごせるよう工夫されており、住み心地には大満足とのこと。シンプルなデザインと、素材感を大事にしたこだわりの住まいです。
内装は木の温かな風合いをベースに、コンクリート調のタイルやステンレス、岩石の照明など、無機質な素材を組み合わせています。異なる素材感がお互いの魅力を引き立て、より印象的な空間を作り出しています。
白を基調とした内装の中に、アクセントとして取り入れられたブルーの壁が印象的なヌックスペース。落ち着いた色合いでありながら、空間に奥行きと個性をプラス。家族それぞれが思い思いに過ごすことのできる、落ち着きと創造性が共存する特別な場所です。
玄関は子世帯と親世帯で分け、キッチン、トイレなどの水廻りも完全に分離しました。程よい距離感と独立性を確保しつつ、間仕切りで扉を開ければゆったりつながる、家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現しました。
広々とした土間玄関には、美容師である御主人様が家族の散髪をするためのシンクを設置。家族の新しいコミュニケーションの場となっています。また、帰宅してすぐに使える手洗いスペースとしても活躍しています。
家族のプライベート空間とパブリック空間をスムーズに使い分けられるよう、動線を分けた設計になっています。家族用の動線には棚を設置して収納力をプラス、その分パブリック空間はスッキリと使うことができます。
余白のある空間にはこだわりのインテリアがよく映えます。北欧ヴィンテージのテーブルやチェスト。美しい曲線が目を引くペンダントライト。雑貨や家電は色数を抑えることで、余白を活かした落ち着きのある空間になっています。
外壁は塗り壁仕上げで、軒の深さやスッキリとした雨樋が洗練された印象を与えます。玄関扉には、北欧の温かみのあるデザインと高い断熱性を兼ね備えた、無垢材のスウェーデンドアを採用。天然木ならではの風合いが美しく、使い込むほどに味わいが増します。さらに、インターホンや表札に真鍮をあしらったディテールは、シンプルな外観を際立たせています。