WRITER 中島
こんにちは!
今回のブログは営業の中島が担当いたします。
このシリーズは私が健康住宅に入社する前、2015年に他社で家を建てた際に気付いたことなどを皆さんにお伝えするものです。
これから家を建てる方はもちろんのこと、既にご自宅を建てられた方にも家づくりに関するポイントなどをお伝えすることができれば幸いです。
福岡に注文住宅で新築を考えられている方必見です!
■家を建てた経緯
2015年に妻の母親との同居をきっかけに所有していたマンションを売却して戸建てを建てることになりました。
初回(其の一)のテーマは「明るさ」、前回(其の二)は「断熱」を取り上げました。
今回は、、「ご要望確認」にしましょう!
実はほぼ毎日、母親と私はストレスを感じながら生活をしています
もちろん要望はヒアリングされました、しかしそれは「床材はどれにしますか?」「サイディングはどれにしますか?」など、基本的に選択作業を粛々と進めたような記憶があります。
もちろん「何か他に気になることやご要望などはありませんか?」などは聞かれましたが、その時に聞かれても出てくるものではありませんし、素人では気付かないこともあります。
本来はじっくり時間をかけて夫婦で、今回は母親も含めて要望をまとめる必要があったのだと思いますし、プロとしての視点からのアドバイスなども欲しかったところです。
既にお伝えしたとおり、今回の家づくりは妻の母親との同居がきっかけなので、「母親との暮らし」が当然ながら最優先事項の一つとなります。
高齢であるためもちろん部屋は1階になります、プライベートも確保しないといけないのでリビングと寝室を設け、ミニキッチンも設置しました。
要望としては「お互いが気兼ねせずに生活できること」です。
二世帯住宅は大きく下記の3つに分類されます。
① 完全同居型
玄関・キッチン・お風呂やトイレなど家の中のほぼ全ての設備を共有する。
② 部分共有型
家の中で一部を共有するタイプ。
例えば、キッチンやトイレは別で、玄関や浴室は共有するなど、希望に合わせて設計することができる。
③ 完全別居型
玄関・キッチン・水回りなどの全てを世帯別に設けるタイプ。
我が家は②の「部分共有型」です。
1階にある「お風呂」「トイレ(2階にもあります)」「洗面台」、これらは共有使用となりますが、生活時間が違うのとタイミングをずらせば良いだけなので特に問題はありません。(ちなみに私は2階のトイレをメインで使用しています)
母親の部屋にはミニキッチンがあるので、洗面としても使用可能です。
あれ?特に問題はなさそうですよね?
実は、、、洗面所とトイレが隣り合わせであることが大問題なのです
■問題の洗面台&トイレ(トイレの入口が三面鏡の左の鏡に写っています!)
そうなんです。トイレに行く際には必ず洗面所を通る必要があるのです。。しかも隣り合わせ
母親は私とは生活リズムも時間帯も違い私より就寝時刻は早いです、だいたい23時には眠りにつきます。
私は入浴が22時を過ぎることが多く、入浴の終了時刻が母親の就寝時刻の前になることがよくあります。
ある日のこと
①私は入浴を終えて洗面所で髪を乾燥させて、そのまま歯磨きを行ないました。(約20分程度洗面所を使用)
②その後リビングに入りテレビを観ていました。
③その5分後ぐらいに母親が自分の部屋から出てトイレに入りました。
最初は気にしませんでしたが、同じ事が何度かあった時、、、気づきました
私が洗面所に居るからトイレに行き辛かったのです、、
「おぃおぃ、もともと母親と快適に過ごすための家づくりのはずだったよね、、」
この事については設計の時に指摘されたこともなかったので、特に気にしないまま家づくりは進んで行きました。
家を建てたあとに同居することになってこの状況であれば「仕方ない」の一言で済む話ですが、同居することが前提の家づくりだっただけに「どうして指摘してくれなかったの?」と恨み節も出てきます
解決策として、2階に洗面所を設けることでも良かったと思います。
今もほぼ毎日この状況が続いているので、私は入浴後は髪を乾燥させるだけにすることで洗面所の専有時間を短くして、母親のトイレが終わったあと、歯磨きを行なっているのが現状です。。。
おそらく、母親も毎日ストレスを感じていると思います
非常に申し訳なく思っています
皆さんは「建てること」をゴールとしている住宅会社と「建ててから」をスタートとしている住宅会社のどちらに自分の家を建てて欲しいですか
この見極めは非常に難しいですが、家を建てる時に一番重要です。
会社の姿勢として、営業・設計・建築・アフターメンテナンスなど全てのことに現れてきます。
我が家を建てた住宅会社が後者であれば、我が家のこの状況は起きていなかったのではないかと思います。
しっかりとお客様の要望を実現してくれる住宅会社を選びましょう
次回に続く!